はじめに

あるちうるです。

落ち着いたものですよ。僕はブログ歴長いですからね。
それにしてもお久しぶりです。僕の長いブログ歴も蓋を開けてみればかなり飛び飛びですからね。此度も一年ぶりのアレなわけで……大体いつもそんな感じの休止期間を設けて、不死鳥の如く蘇って、いわゆるリニューアルを繰り返してきたのでした。
えっと、恐らく……以前やっていたブログ『あるちうるのかなりヤバい大人事情』が2020年4月1日閉鎖だったはずなので、今回のはぴったり1年ぶりですね。

この1年間、色々なことがありました。
いや、あったかな? なかったかも。なにもないということはあり得ないのだけど。まあ、ここで特筆に値する点はなかったということで、あえて語りますまい。

ところで、『あるちうるのかなりヤバい大人事情』をそもそもご存じないかたのために、ここらで軽く説明をしたほうがいいでしょう。

ではまずは、ブログ管理人であるところのあるちうるの人物像から。
あるちうるとは、『arushi奴』という同人サークルで創作活動を行う、それ以外は別段特徴のない人です。
いちおう、文章を書いたり、絵を描いたり、音楽を奏でたりしますが、全部大したことのないレベルで、誰も積極的に関わろうとはしないような、そんな便所のネズミのクソみたいな、なんかそんな感じ。
そんなあるちうるがブログを始めたりしたのが、えーっと、確か2006年のことでしょうか? 当初はブログタイトルもなにか別のものだった気がしますが、えーっと、なんだったっけかな……。
とにかく、途中で改名して、『あるちうるのかなりヤバい大人事情』になりました。それで、どのようなブログだったかですが、始めたばかりの頃はサークルのゲーム開発日記でした。
でも、途中から完全に脱線して、ただの生活日記になってしまいました。
そもそもここ数年は同人サークルとしての活動らしい活動自体がありませんからね。しょうがないですね。
それで『あるちうるのかなりヤバい大人事情』なのですが、これはTwitterを始めたため、存在意義がなくなったと判断して閉鎖しました。

では、なぜまた僕はブログを始めるのでしょう? あるちうるのブログを復活させようとしているのでしょう?

答えは非常にシンプルです。

『Twitterとブログはまったく異なる文化だった』

勘違いしていたのですよね。
僕はTwitterって気軽に投稿できるブログくらいに思っていたのですよ。実際に始めるまでは。
しかしこれが大きな間違いで、あれはまずひとつの投稿に対する文字数の制限が厳しすぎてブログ的な記事を作成するのにまったく向きません。
だからといって、スレッド形式にして連投してしまうと、フォロワーのタイムラインに汚く割り込む形になってしまい、大変煩わしいです。
これは設定で変更できますが……フォロワー側が僕の投稿毎に通知を受ける設定としていた場合、連投はくそウザいでしょうし、なんならそれ起因でミュートにされてしまいかねません。最悪ブロックでしょう。
システム的にガチガチの双方向サービスなんですよね。だから気軽にブログみたいな情報の垂れ流しができない。だってユーザーが、『嫌なら見るな』をシステムの力でどんどん実行できてしまいますからね。ともすればTwitterって、実はめちゃくちゃ発言に気を遣わなければならない場なんじゃないでしょうか? そうなると、なにがつぶやきか、となってしまう。
つまり、気軽に投稿できるブログ、という認識からは大きく異なっていたわけです。

同じ嫌われ者の扱いでも僕の認識では『炎上』より『ブロック』のほうが怖いです。
Twitterでみんなからブロックされてしまう状態というのは、ひとつのコミュニティでみんなから無視されている状態と変わらないので、それってつまり――

村八分だよ。

2021年4月1日 あるちうる